■ U.G.サトー 常設ギャラリー

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U.G.サトー
Profile
桑沢デザイン研究所卒業。デザインファーム主宰。
1972年「私の進化論」イラスト個展以降、国内外で毎年個展開催。

主な受賞
'78ブルノ・グラフィック・ビエンナーレ(チェコ)でカレンダー金賞
'79ラハチ・グラフィック・ビエンナーレ(フィンランド)でポスター金賞
'81ガブロボ・ユーモアと諷刺国際ビエンナーレ(ブルガリア)で
立体オブジェ、ブルガリア美術家連盟賞
'96ワルシャワ国際ポスター・ビエンナーレ(ポーランド)でポスター金賞
'97,'99世界ポスター・トリエンナーレ・トヤマでポスター連続銅賞
'98国際エコ・ポスター展(スロバキア)で金賞
'98モスクワ国際ポスター・ビエンナーレ(ロシア)でポスター金賞
'01アオスタ国際環境ポスター展(イタリア)でポスター金賞など。

主な著書
「世界のグラフィックデザイン36「U.G. サトー」(GGGギャラリー)1998
デザインと生活「U.G. 佐藤」(嶺南美術出版社・中国)2004
絵本として「どぶつえん」「あか・あおふたりで」「2本足と4本足」
「きみはなにどし?」「草木で包む」「にたものどうし」「かおみえるかな」
「あめかな!」「しまうまのさんぽ」(いずれも福音館書店)などがある。
国際グラフィック連盟(AGI)、日本グラフィックデザイナー協会、
東京イラストレーターズ・ソサエティ会員。

Comment
U.G. サトーは、東京生れの日本人である。 しかし、どこへ行っても度々ネイティブ・アメリカンに間違えられる。 長髪で顔のシルエットが似ているからだろう。きっとベーリング海峡 を渡って、アメリカ大陸にたどりついたモンゴロイドのDNAが残って いるに違いない。かつて度々上映されたアメリカの西部劇では、イン ディアンはいつも悪役にされ、迫害されていたが、実は彼等は自然と 共に生き、平和を望む人間である。U.G. サトーにとっては、単に顔形 が似ているだけではない。その作品から察するに、同じ志をもってい ることがうかがいしれる。この志こそ、U.G. サトーのデザインを生み だす力であり、柱であるのだろう。しかし、単にまじめに表現するだ けでは何も伝わらない。絶えずユーモアで遊び、イリュージョンを巧 みに駆使して見せることを忘れていない。その時、人は知らぬ間に作 品に引き込まれ、コミュニケートされていることに気付くのである。


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